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医学部入試の現状医学部入試の現状を知っていますか?親の無知で子どもがさらに追い込まれてしまいます「私が受験生だったときはひたすら勉強していた。 ある生徒のお父さんからこう言われました。 お子さんはすっかり萎縮してしまっています。 あなたはこのお父さんのように子どもと接していませんか? 「昔とは違うのですよ。お父さん」 医学部入試を取り巻く環境は 「根はいい子なのに。かわいそうに……」 たしかに、 「お父様の時代とは状況が変わっているのです……」 医学部を目指すお子さんをお持ちのあなたが医学部入試の過酷な現状を知らないと、 ただやみくもに「勉強しなさい」「もっと成績上げないと」と言うだけではすまないのが 「勉強する」ならその中身が問題なのです。 それだけではなく、 まだ受験まで何年かあるのであれば、今からできることがあります。 受験に必要な教科、仕上げなければならない時期、英数などの学科試験以外に必要な力。 医学部受験を取り巻く状況は、この10年に限ってみても激変しています。 あなたが大学受験を経験しているのであれば、 まず勉強すべきはお父さん、お母さんあなたなのではないですか? いくつの席を何人が狙っているかご存知ですか?10万人が定員8000弱の合格を目指す! 今、東大や京大などの理系学部を志願するよりも、国公立大学の医学部を志願する受験者が増加しています。 大学全入時代が到来し、「ゆとり教育」世代の「理科離れ」が盛んに叫ばれているなか、 バブル経済崩壊後の就職難を反映して、 特に景気回復が遅れる西日本で顕著に現れていると言われています。 少子化が進む中、進学実績を上げたい高校の進路指導の現場においても、 医学部合格実績をあげるための「医学部特進コース」を設置している高校も増えています。 その結果、医学部志願者の延べ人数が10万人を超えるに至っています。 全国の理系の高校生の最上位層が80大学8000弱の定員の合格を独占する…… 30年前と医学部の受験状況が変わっていることをご存知ですか?まずはこちらの「資料 私立医学部競争率の変化 1980年と2006年の比較(PDFファイル)」をご覧ください。 大きな変化のポイントは3つあります。 1つは志願者数が増えたこと。 2つめは一般入試の募集人数が減ったこと。 最後は推薦入試やAO入試での合格者が増えたこと。 私大医学部志願者数の増加私大医学部の志願者数は42,485名から58,104名へと36.8%増加しています。 これは延べの人数なので一概には言えないものの、医学部人気の影響がこうして数字に表れています。 一般入試の募集人数の減少と志願者数の増加。 一般入試の募集人数の減少一般入試の医学部募集人数はこの26年の間だけを見ても、 一般入試の募集人数の減少は、推薦入試やAO入試の合格者分、減っていることが1つの理由としてあります。 2008年度入試では、全医学部募集人数約7800名中、推薦入試・AO入試の募集人数1173名。 縁故(コネ)も縁のないまっとうな試験に医学部受験では人間性が問われます。 30年前では考えられなかったことです。 これはある新設医大入試担当者から伺った話です。 ご両親が医者でも、そうでなくてもかまわないのです。要はしっかりと大学で学んで、医師国家試験に合格して、 うちの大学の卒業生として恥ずかしくないような医師になってもらいたいのです。 最近、大学付属病院の事故が増えてますね。 医学の世界は狭い世界ですから、すぐに悪い評判は広がります。 うちの大学で学んだ医師が、不祥事を起こしてもらいたくない……。 できれば評判のスーパードクターとなってもらいたいのですが。(笑) 本当に真剣に医学を学んでもらいたい。 そのためには何日もかけて面接試験をやりたいところなのです。 昔なら学生数の確保のために ちょっと性格に問題がある受験生でも合格させるしかありませんでした。 でも、今は良い学生を選び放題なのです。 合否のボーダーにはたくさんの受験生が並んでいます。 そのとき私たちが見るのはその子の”人間性”なのです。 コネの力の低下。 それこそ数年前であれば、 ところが、 ”補欠合格者”のご父兄が、 学力と人間性が真っ当に評価される試験。 考えてみれば当然のことです。 今や、親の縁故の力や財力が”ものをいう”時代ではないのです。 良い学生を選びたい放題の医学部これは別のある新設私立医科大の入試担当者の声です。 うちの大学の卒業生として恥ずかしくないような医師になってもらいたい。本当に真剣に医学を学んでもらいたい。 そのためには何日もかけて面接試験をやりたい。 今は良い学生を選び放題。 でも、時間的な制約がある。 うちの受験のためだけに何日も時間をかけていただくわけにはいきません。 遠方から受験をしに来る受験生も少なくないわけですから。 そのとき私たち試験官が評価するのは 医師を目指す人物として目を見張るものがあるかどうかなのです。 ここには医学部志願者数増加という追い風を受け、 国公立大学は私立よりももっと厳しい状況
国公立大学の志願状況は、大手予備校の調査によると、ここ数年減少傾向にありません。 にもかかわらず、地方での医師不足解消のため、 もともと、地方の成績優秀者は地元の国公立大学医学部志望の傾向が強かったのですが、 「この結果では都内の国公立大学はムリなので、何とか地方の国公立大学へ受からせたい……」 首都圏の国公立大志望者は、まず家から通える大学を考えます。 ところが、東大理Vは最難関。 となると、東京医科歯科大、千葉大、横浜市立大を目指すのですが、いずれも難関。 そこで、首都圏国公立志望者でセンター試験で”800点しか”取れなかった”センター試験失敗組”が、 大阪、京都、兵庫のいわゆる京阪神地区でも、状況は似ています。 まず、京大、阪大、神大を狙い、次に京都府立医大、大阪市立大を考えます。 ところが、これらの大学でもセンター試験では830点でも安心できない。 そこで、京阪神地区の国公立志望者も、”センター試験失敗組”が、地方の国公立に出願することになります。 となると、地方の国公立大学は自ずと激戦になります。 「国公立大2次出願 岐阜大医後期64.5倍」 「最も倍率が高いのは、岐阜大医学部医学科(後期日程)の64.5倍で、昨年に続いて最も高くなった。」(2008/2/8 読売新聞) 理科3科目へ ますます難しくなる国公立大学医学部医学部の場合は、多くは物理、化学、生物から2科目を選択するすることになります。 一番多い組み合わせは化学と物理です。 よく言われる各教科の特徴を挙げてみましょう。 物理は満点が狙いやすいが大量失点の可能性があります。 化学は通常、受験生全員が取る教科です。 生物はある程度の点数までは伸びやすいのですが、高得点は取りにくく、その代わり大量失点の可能性が少ない。 物理も生物も一短一長で、要は好みで選ぶものと言われています。 ところが、ここへ来て受験生にとっての大きな問題が浮上してきました。 「理科3科目入試へのシフト」です。 理科3科目が必要な国公立大学医学部2008年現在判明している、センター試験で理科3科目を課す国公立大学医学部医学科は、下記の通りです。 理科3科目(物理I、化学I、生物I)を課す大学 この傾向は今後も拡大することが予想されます。 私立にしても国公立にしても一般入試は難しい……。 では、推薦入試の状況はどうなのでしょうか? お子さんを「推薦入試で医学部に」と考えているのであれば、知っておかなければならないことがあります。 うちの子の学校は”指定校”だから安心と高を括っていると、お子さんは悲劇に見舞われます。 お子さんが必要以上に苦しまないようにするためにも、 | ||||||
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更新:2008/7/9
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